スマートフォンで動画の撮り方・作り方
2024.11.08更新
動画の撮り方って良くわかないなぁ
簡単に作成する方法を教えるね
動画を使うといいと聞くけど、どんなことがいいのか
難しいということはわかるのにどうすればいいのか
スマートフォンやデジタルカメラで動画を撮影する機会が増えましたね。でも、ただ闇雲に撮るだけでは、なかなか魅力的な動画にはなりません。
そこで今回は、動画撮影の基本となる「動き」と「構成」に焦点を当て、さらにカフェ紹介動画を例に、具体的な撮影方法を解説していきます。
1. 動きを意識した撮影テクニック
動画に動きを取り入れることで、映像に躍動感やリズムが生まれ、見ている人を飽きさせない魅力的な作品に仕上がります。
⑴ まずは止まって撮る
動画撮影の基本は、カメラを固定して撮影することです。三脚を使う、もしくはテーブルなどにカメラを置いて固定することで、安定した映像を撮ることができます。
- 水平を保つ:水平器アプリなどを活用し、水平をしっかりと保ちましょう。
- ズームは控えめに:デジタルズームは画質が劣化するため、なるべく使用を控えましょう。
⑵ 動いているものを止まって撮る、止まっているものを動いて撮る
被写体とカメラの動きを組み合わせることで、表現の幅が広がります。
- 動いているものを止まって撮る:動く被写体を固定カメラで撮影することで、スピード感や躍動感を表現できます。
- 止まっているものを動いて撮る:静止している被写体を、カメラを動かしながら撮影することで、空間の広がりや奥行きを表現できます。
具体例
- パン:カメラを左右に動かす
- チルト:カメラを上下に動かす
- トラッキング:動く被写体を追いかけるように撮影する
- ドリー:カメラ自体を移動させて撮影する
2. 構成で魅せる!カフェ紹介動画
カフェ紹介動画を例に、5つの構成パターンと、それぞれの目線でどのように表現するのかを解説します。
⑴ ストーリー仕立て
カフェのオーナーやバリスタ、常連客など、登場人物を設定し、ストーリーを通してカフェの魅力を伝える構成です。
- お客様目線:初めてカフェを訪れたお客様の目線で、カフェの雰囲気やメニュー、サービスなどを紹介します。
- オーナー目線:カフェへの想いやこだわり、お客様へのメッセージなどを伝えます。
- バリスタ目線:コーヒーへの情熱や、一杯のコーヒーを作るまでの工程を紹介します。
⑵ テーマ別
特定のテーマに沿ってカフェを紹介する構成です。
- コーヒー:コーヒー豆の種類、焙煎方法、抽出方法など、コーヒーに焦点を当てて紹介します。
- スイーツ:人気のスイーツ、パティシエのこだわり、季節限定メニューなどを紹介します。
- 空間:カフェのインテリア、雰囲気、BGMなど、空間に焦点を当てて紹介します。
⑶ 時間軸
朝の開店準備から夜の閉店まで、カフェの一日を時間軸に沿って紹介する構成です。
- 早朝:カフェの開店準備、スタッフの様子、朝の光が差し込むカフェの雰囲気などを紹介します。
- 昼:ランチタイムの賑わい、人気のメニュー、お客様の様子などを紹介します。
- 夜:バータイムの落ち着いた雰囲気、お酒や軽食メニュー、夜のカフェの顔などを紹介します。
⑷ メニュー紹介
カフェのメニューを一つずつ紹介していく構成です。
- 写真:メニューの写真を魅力的に撮影します。
- 説明:メニューの特徴やこだわりを丁寧に説明します。
- 価格:メニューの価格を明確に表示します。
⑸ イベント紹介
カフェで開催されるイベントやワークショップなどを紹介する構成です。
- イベント内容:イベントの内容やスケジュール、参加方法などを詳しく説明します。
- 過去のイベントの様子:過去のイベントの様子を写真や動画で紹介します。
- 参加者の声:イベント参加者の感想やコメントを紹介します。
3. まとめ
動画撮影の基本は、カメラをしっかりと固定し、水平を保つことです。被写体とカメラの動きを組み合わせることで、表現の幅が広がります。
構成を考える際は、カフェ紹介動画を例に挙げたように、ストーリー仕立て、テーマ別、時間軸、メニュー紹介、イベント紹介など、様々なパターンがあります。
それぞれの目線で、どのような映像を撮りたいのかを明確にすることで、より魅力的な動画を制作することができます。
チェックポイント
見せたい相手がどんなことを思うのか意識して撮影してみましょう